2001-02-16 ArtNo.25235
◆中国代表団、KIOCLからの鉄鉱石精鉱輸入拡大の意向表明
【バンガロール】中国貿易代表団は政府系鉱業会社Kudremukh Iron Ore Company Ltd(KIOCL)からより多くの鉄鉱石精鉱及びペレットを輸入する意向を表明した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月15日KIOCL筋の消息として伝えたところでは、最近中国の総勢6人の代表団が同社オフィスを訪れ、KIOCLの製品に関して商談を持った。KIOCLはこれまでに200万トンの鉱石とペレットを中国に輸出した実績を有する。KIOCLは主に日本と中国にその製品を輸出、イランとは長期輸出契約を結んでいる。また最近はトルコを含む新市場への輸出も開始した。
KIOCLはカルナタカ州における鉱業リース権の更新遅延やスラリーの流出事故等、相次ぐ問題に直面しているものの、ルピー対米ドル相場の軟化に伴う製品競争力の向上に助けられ、2000年12月期第3四半期には好業績を記録した。同社は輸出品に占める付加価値製品の比重拡大、鉱石輸出に対するペレット輸出の比率拡大等を通じ、今年度を通じ8%の売上増達成を目指している。
|