SEAnews 2001-02-15 ArtNo.25225

【ニューデリー】自動車部品及びシステムのグローバル・サプライヤー、Delphi Automotive Systems Ltd (DASL)は、自動車用エアコンの投入を通じ、インドのアフター・セール・マーケット市場の開拓に乗り出した。
インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズ、ザ・ヒンドゥー、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが14日伝えたところによれば、ＤＡＳＬのアジア太平洋地域アフター・マーケット営業担当取締役を務めるHari Radheshwar氏は13日記者会見し、以上の消息を語った。それによると、これらのエアコンはアジア太平洋地域の他の諸国にも紹介される。関係技術は世界的に広く利用されているが、インドに紹介されるのは初めてのこと。
ＤＡＳＬインド亜大陸アフター・マーケット営業担当重役(GM)のRajiv Arora氏によると、インド子会社はまだ販売目標を実現していないが、間もなく達成できる見通しだ。
年商21億米ドルのＤＡＳＬは最近カルナタカ州バンガロールのインターナショナル・テクノロジー・パーク内にソフトウェア・テクノロジー・センターを開設した。同センターは、エンジン、伝動機構、アンチ・ロック・ブレーキ、ラジオ、計器板、空調システム等の電子システム制御に用いられる埋め込み型マイクロプロセッサー・ソフトウェアの開発を手掛けると言う。