2001-02-15 ArtNo.25224
◆Amtrex Hitachi、AC売上倍増目指す
【ニューデリー】日立と地元Lalbhai Groupの対等出資合弁会社Amtrex Hitachi Appliances Ltd (AHA)は、今年(2001年カレンダー・イヤー)のユニット販売を100%拡大、年商400クロー(US$8565万)を目指すとともに、エアコン市場におけるシェアを現在の12.5%から15%に拡大する計画だ。
インディアン・エクスプレスとエコノミック・タイムズが2月14日伝えたところによれば、AHAのNaishadh Parikh重役(MD)は13日催された“Logicool”レーンジのエアコン新製品の発表会の席上、以上の計画を明らかにした。
それによると売上倍増戦略には1)小売/家庭市場の重点開拓、2)セールス部門と流通網の再編・拡張、3)広告予算の100%アップが含まれる。先ずセールス・スタッフを小売チームと法人専門チームに再編し、小売支店13店を開設、流通網を現在の300店から約1000店に拡張する。また広告支出を昨年の8.5クローから20クローに拡大、日立ブランドの定着を図る。AHAはまたバイヤーに金融ファシリティーを提供するため、ICICI、Citibank、Countrywide、GE等の金融機関と交渉を進めている。
家庭用エアコン部門は20~40%の最大の成長を見ており、2002年までには50%の成長が見込まれている。AHAの小売担当主任Anil Gupta氏によると、2001-02年の国内エアコン販売台数は90万台に達する見通しで、消費者向けエアコンの一部は30%の成長が見込める。Parikh氏によれば、AHAはインド・エアコン市場において、Carrier、LGに次ぎ、3位につけており、1、2位との差は縮小していると言う。
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