【バンガロール】年商5万2000クロー(US$111.3億)のReliance Industries Ltd(RIL)グループはバイオテクノロジー領域進出を目指す準備を進めており、新会計年度がスタートする今年4月にも本格的活動に乗り出すもようだ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月14日消息筋の言として伝えたところによれば、独立部門を設け、新ビジネスを手掛ける見通しで、製薬、食品、栽培等、全ての可能なニッチ・マーケットの機会が探られている。RILは最近全世界の卓越した生物工学専門家40人余りをリクルートするとともに、バンガロールやムンバイ拠点の研究開発(R&D)機関と交渉を進めている。
Tata Institute of Fundamental Researchに所属するバンガロール拠点のNational Centre for Biological Sciences (NCBS)は、RILが接触しているラボの1つ。しかし両者の商談はなお初歩的なもののようだ。
RIL筋は、「国内バイオテクノロジー市場は25億米ドルと見積もられ、将来の潜在性は大きい。しかし計画はなお初歩的段階にあり、最終的形ができあがるには、なお数ヶ月を要する」と述べている。