【ムンバイ】マハラシュトラ州電力局(MSEB)は12日、米国のエネルギー会社Enronの現地子会社Dabhol Power Company(DPC)に対し、滞納していた2000年11月分の電力料64クロー(US$1370万)を支払った。
インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月13日報じたところによれば、MSEBは11月分の電力料148クローを1月16日以来7回に分けて分納、この日支払いを完了した。これ以前にマハラシュトラ州政府の補助を得て74クローを支払ったMSEBは、今回も州政府が補正予算を組んで準備したファンドと内部資金を支払いに当てた。しかしMSEBは依然として12月分の電力料152クロー(US$3254万)の支払いを3週間以内に完了せねばならず、2001年1月分の112クロー(US$2398万)の請求書も既に届いている。
MSEBオフィシャルはこの点に関して、「我々は何とか方策を講じねばならないが、まだ時間はある」とコメントした。