1995-01-23 ArtNo.252
◆<馬>HICOM、第2の空港地上勤務会社を設立へ
【クアラルンプル】マレーシア重工業会社HICOM Bhdは20日、政府の正式認可を得たため、国内線運航会社モファズ・グループと70:30の出資率で授権資本1000万Mドルの空港地上勤務会社KLエアポート・サービスSdn Bhd(KLAS)を設立すると発表した。
それによると、HICOMとモファズが85:15の出資率で設立したエアアジアの株主は、マレーシア航空(MAS)新株主によるMASの経営改善努力を理解し、エアアジアの運航計画を延期するとともに、将来の航空業務に必要な地上業務体制を構築する方針を決めた。運輸省はこうした主旨に沿うてKLASが国内第2の空港地上勤務会社として、エプロン/ランプ業務、旅客/貨物処理、貨物輸送、ケータリング・サービス等を手掛けることを認めた。これらのサービスはスバン空港や目下建設中のスパン新空港の需要に基づいて段階的に手掛けられると言う。(NST,NS,SJ,BT:1/21)
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