2001-02-13 ArtNo.25193
◆中央政府、マハラシュトラ州電力局の債務返済引き受け:電力相
【ニューデリー】インド政府は11日、マハラシュトラ州電力局(MSEB)のDabhol Power Company (DPC)に対する全ての債務を中央政府が引き受けることを確認した。
インディアン・エクスプレス及びエコノミック・タイムズが2月12日伝えたところによれば、Suresh Prabhu電力相は、PTI通信のインタビューに対して、中央政府に契約上の義務が帰する限りMSEBが滞納した電力料は、中央政府が全て支払い、米国エネルギー・ジャイアンツ、Enron社がプロモーターを務めるDPCとの契約は履行すると断言した。
MSEBは11月分電力料79クローと12月分の152クローの支払いを滞らせているが、中央政府は11月分のみを支払うのかとの質問に、Prabhu電力相は「全てを支払う」と述べる一方、「今後毎月この種の支払いを引き受けることはできない。こうした事態の再発を防止する適切な措置を講じる必要がある」と付言した。
ちなみにマハラシュトラ州政府は、DPCを中央電力供給網に加えるよう求めている。これによりマハラシュトラ州政府は、DPCの高価な電力料金を一身に背負う必要がなくなると言う。
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