2001-02-12 ArtNo.25181
◆タミールナド州に全国初のグリーンフィールド特別経済区開発
【ニューデリー】インド政府が外国直接投資(FDI)誘致の切り札として中国に倣い特別経済区(SEZ:special economic zones)方式を導入する方針を発表してからほぼ1年を経た11日、タミールナド州Nanguneryにおける全国初のSEZ新規プロジェクトの起工式が催された。
エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレスが2月10日報じたところによれば、“Advanced Technologies Manufacturing and Assembling City”と命名されたグリーンフィールド・プロジェクトとしては全国初のSEZは、Intel、Sun Microsystems、Cisco等の大手ソフトウェア、ハードウェア企業に照準を合わせ、無公害産業のみを誘致する。
同プロジェクトに99%出資するカリフォルニア拠点のInfac India GroupのCharles V Louckus重役(MD)によると、同社は550万米ドルを投資するが、目下米国や欧州方面の出資パートナーを物色している。現在のところTamil Nadu Industrial Development Corporationが1%の出資を引き受けていると言う。
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