2001-02-12 ArtNo.25180
◆ヴァドダラ科学者、ゲノム・シーケンスのマッピングに成功
【チェンナイ】グジャラート州ヴァドダラ出身の科学者Sudhir Sahasrabudhe氏は、米国拠点のMyriad Genetics Incとスイスの農業科学会社Syngentaの合弁チームを率いライス・ゲノムの解読を目指す「国際ライス・ゲノム・シーケンシング・プロジェクト(IRGSP)」に参加、1月26日のグジャラート震災の数時間後に、他の9チームに先駆け、ライス・ゲノム・シーケンスのマッピングに成功した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月10日、Myriadの研究開発担当副社長(Executive Vice-President)を務める米国ユタ州在住のSahasrabudhe氏(39)の言として伝えたところによると、ライスDNAのシーケンスの解読は大きな成果で、これまでに解読されたゲノムの中では2番目に大きく、ライス・ゲノムの99.5%をカバーしている。
インドは、バイオテクノロジー革命によりもたらされる商業上、ヒューマン・ヘルス上の機会を見逃すべきではない。バイオテクノロジー領域における新発見は5~10年内にヘルスケア産業や製薬業の展望を一変させるはずと言う。
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