SEAnews 2001-02-12 ArtNo.25178

【コルカタ】基礎化学品／製薬／化粧品輸出振興評議会(Chemexcil:Basic Chemicals, Pharmaceuticals & Cosmetics Export Promotion Council)は、このほど2006－07年までに6万1000クロー(US$130.6億)の輸出売上達成を目指す目標を提起した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月9日伝えたところでは、ChemexcilのKishore Chokhani新会長は同紙に以上の目標を明らかにした。それによると、Chemexcilは完全なマーケッティング・ボディーとしてそれ自身を再編、メンバーとの意思の疎通を密にし、メンバーと政府オフィシャルの定期会合をアレンジする等、メンバーに対する支援を拡大する。
昨年度(1999-2000)のChemexcil登録メンバーは6900社を数え、同年の輸出は1万3826クロー(US$29.6億)をマークした。今年度の輸出目標は24％増の1万7150クロー(US$36.72億)だが、年初6ヶ月(2000年4-9月)間には前年同期比27.9％増の8286クロー(US$17.74億)が輸出された。
Chemexcilの5つのパネルの中で最大の製薬部門の昨年度輸出実績は6631クローと、全体の48％を占めた。同部門は独自の輸出促進評議会を創設し、Chemexcilからの分離独立を図ったが、商務省は同提案を取り上げなかった。
先々週独自のウェブサイト“www.chemexcil.org”を開設したChemexcilは、ハイデラバード、アーマダバード、デリーに新オフィスを設ける方針で、今のところ海外オフィスを設ける計画はないが、最近、インド・ブラジル商業会議所(IBCC:Indo-Brazil Chamber of Commerce)と覚書を交換しており、ChemexcilメンバーはＩＢＣＣからブラジルの情報を手に入れることができると言う。