2001-02-12 ArtNo.25175
◆L&T-Demag、プラスチック射出成形機の製造開始
【チェンナイ】地元のLarsen & Toubro Ltdとドイツ企業Demag Ergotechが対等出資する払込資本300万マルク(US$161万)のL&T-Demag Plastics Machinery Pvt Ltdはプラスチック射出成形機の製造業務を開始した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月9日報じたところによれば、L&Tはその出資分として、Demagの技術支援下に設立した射出成形機製造子会社LTM Ltdの資産の一部を合弁会社に移転した。これに対してDemagは技術とキャッシュを新会社に注入している。
新会社がターゲットとする市場は自動車産業で、この他の主要ユーザーには、塗装業界(塗料容器製造)、医療機器業界(注射器・洗浄器)、電気製品業界(スイッチ)、FMCG業界(ボトルのキャップ)が含まれる。インド国内では年間1000台の需要が見込め、同市場は年率15%前後の成長を遂げている。
L&TのJ.P. Nayak取締役によると、3年後には100クロー(US$2141万)の売上が見込め、内50%は輸出収入で占められる見通しだ。Demag ErgotechのHelmar Franz重役によると、世界的には年間5万台の需要が存在し、輸出の潜在性は大きい。同社は合弁会社の海外市場開拓を支援すると言う。
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