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2001-02-12 ArtNo.25174
◆フィリップス・インディア、消費用電子の大型損失で赤字に転落
【ムンバイ】消費者用電子製品部門の大型損失が祟り、年商1700クロー(US$3.64億)のPhilips Indiaの2000年度業績は、前年の28.2クローの純益から34.2クロー(US$732万)の純損失に転落した。
エコノミック・タイムズとヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月10日伝えたところによれば、営業額は前年の1744.7クローから1506.6クロー(US$3.226億)に縮小、家電製品部門とテクノロジー・ビジネスの売上も下降した。
フィリップスの業務は、照明装置、消費用電子、家電、個人用品、部品、半導体等からなるが、照明装置部門の売上は677クローと、6~7%アップ、消費用電子部門を追い越し、最大部門にのし上がった。これに対して消費用電子部門の売上は537クローと、25%の落ち込みを見た。家電製品部門の売上は約55クロー、プラスチック・テクノロジー部門は55クロー、残りの部門の売上は78クローを占めた。
K Ramachandran副社長兼MDは、今後2年は極めて厳しい経営を強いられる見通しで、同社は3ヶ月以内に消費用電子部門やその他の業務に関して重大な政策決定を行うと語った。
フィリプス・インディアは極端に縮小したマージンを是正するためカラーTVの値上げを行ったが、かえって売上を下降させた。これまで比較的良好な業績を記録してきたオーディオ部門も新参プレーヤーに市場を奪われ、売上の減少を見た。アナリストは「フィリップスは重点部門、ブランディング、価格等に関して戦略を立て直す必要がある」と指摘している。
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