SEAnews 2001-02-09 ArtNo.25166

【ムンバイ】インド政府からエクスポート・ハウスとして認可されたEupharma Laboratories Ltd (ELL)は、ナイジェリア企業2社、Monolith Nigeria Ltd及びMoore Associates of Nigeriaから100万米ドルをやや上回る2件の主要な輸出注文を手に入れた。
インディアン・エクスプレスが2月8日伝えたところによれば、ＥＬＬが今回獲得した注文は抗生物質、下熱剤、マラリア治療薬の製剤に関わるもので、1カ月以内に実行に移される。
ＥＬＬはバルク薬品の製造や製剤を中核業務とし、取りわけアンピシリン(ｸﾞﾗﾑ陰性菌･ｸﾞﾗﾑ陽性菌に有効なﾍﾟﾆｼﾘﾝ)やアモキシリン(経口ﾍﾟﾆｼﾘﾝ)のような抗生物質、パラセタモール(解熱鎮痛薬)やイブプロフェン(抗炎症剤)のような解熱剤、クロロキン(ﾏﾗﾘｱの特効薬)のようなマラリヤ治療薬、サルファ剤とpyre-methamineのコンビネーションと言った領域のビジネスを専門に手掛けている。
ＥＬＬはまた鉄剤や葉酸剤の錠剤を製造、母子福祉スキーム下の大手政府公認サプライヤーとして知られる。
ＥＬＬの2000年9月期4半期の売上は1.54クロー(US$33万)、純益は56万3000ルピー(US$1万2056)。今回の受注を成功裏に完遂するなら今後これら2社から毎月5クロー(US$107万)の注文を得られる見通しと言う。