1995-07-26 ArtNo.2515
◆<星>今年の経済成長率7-8%:米国大使館
【シンガポール】シンガポール駐在米国大使館は24日、シンガポール経済が今年7~8%の成長を遂げるとの予測を発表した。
米国大使館の“シンガポール・エコノミック・トレンド・レポート”はアジア周辺諸国と世界の経済が拡大を続け、シンガポールがコスト上昇を抑制する限り、この先数年間のシンガポールの前途は明るいとしている。またシンガポールが高度経済成長を続けながら、インフレを抑制できるのは、Sドルの穏やかな値上がりによるが、その一方でSドルの強化によりシンガポールの輸出競争力が蝕ばまれることも懸念されていると言う。やはり同日発表された“シンガポール・インベストメント・クライミツ・レポート”は、Sドルの対米ドル・レートが1.36Sドルの高値を更新するとのアナリストの予測を掲げている。Sドルの対米ドル・レートはこのところ1.39Sドル前後を推移している。(ST,BT,LZ:7/25)
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