【ニューデリー】応用経済調査全国委員会(NCAER:National Council for Applied Economic Research)のビジネス自信指数は昨年4月の122をピークに、6月の118.2、10月の103.6、12月の98.8と、3期連続下降、過去1年来(1月107.4)の最低をマークした。
エコノミック・タイムズが1月6日報じたところによれば、NCAERはその報告の中で、今期の指数下降には、経済の先行き、企業の財政状況、投資環境に対する投資家の悲観的見通しが反映されており、2000年4月の予算案発表後、ビジネスに対する自信は下降に転じたとしている。
しかしビジネス自信指数の推移は地域、部門により一様ではなく、西部と東部地区では前期に比べ上昇、北部と南部では下降傾向が見られた。また非耐久消費財、中間財部門の指数は各7.5と14.5ポイント下降したが、耐久消費財、資本財、サービス部門については各3.9、6.2、2.6ポイント上昇した。