2001-02-02 ArtNo.25082
◆Dr Reddy's Lab、バイオテック会社設立
【ムンバイ】Dr Reddy's Laboratories Ltd(DRLL)取締役会はZenovus Bio-Tech Pvt. Ltdと称する生物工学会社を設立する方針を決めた。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月1日伝えたところによれば、取締役会はまたG. V. Prasad氏を副会長兼務のフルタイム取締役に、またA. Venkateshwarlu氏を新取締役に、それぞれ指名した。
一方、DRLLは、米国食品薬品局(FDA)から鎮痛剤oxaprozinのジェネリクス(特許期限が切れた薬品)版を米国市場で販売することを認められた。
エコノミック・タイムズ電子版が2月1日、同日付けのDRLLの発表を引用し報じたところによれば、米国企業G D Searleは当該薬品をDaypro商標で販売、1999年には2億2400万米ドルの売上を達成した。
DRLLはSchering-Ploughのジェネリクス部門Warrick Pharmaceuticalsと提携し、今月から当該薬品の米国市場における販売を開始する。DRLLは特許期限間際の売れ筋薬品に照準を合わせ、そのジェネリクス・バージョンを米国市場で販売することを得意としている。
また米国企業Schein PharmaceuticalはDRLLとの提携を解消するのに伴い、抗感染薬ciprofloxacinの簡略化新薬申請書(ANDA)をDRLLに引き渡した。ANDAはジェネリクス・バージョンの薬品を米国で販売するための申請書。DRLLは、Schein PharmaceuticalがWatson Pharmaceuticalに買収されたのに伴い、2年に及んだ提携を先月解消した。
|