【ニューデリー】インドの年初9ヶ月(2000年4-12月)の鉄鋼生産は、前年同期の1977万トンから2215万トンに12%拡大した。
デカン・ヘラルドとエコノミック・タイムズが2月1日報じたところによれば、同期のスチール完成品の輸出は230万トンと、前年同期比2.5%の成長を見た。
Steel Authority of India Ltd(Sail)の同期間の販売可能な鉄鋼製品(saleable steel)の生産は744万トンと、前年同期比3%の増加を見たが、生産目標の達成率は96%にとどまった。
Kudremukh Iron Ore Company (KIOCL)は同期間に鉄精鉱332万3000トンとペレット188万2000トンを製造した。
Vizag Steel Plant (VSP)の同期の販売可能な鉄鋼製品の生産量は目標とした160万トンを上回る180万トンを記録、マンガンの生産量は目標達成率100%の47万5290トンをマークした。
National Mineral Development Corporationの同期間の鉄鉱石生産量は1090万3000トン、ダイヤモンドの生産量は3万724カラットで、前者の目標達成率は107%、後者のそれは88%だった。
Metal Scrap Trading Corporation (MSTC)により年初9ヶ月に処理されたスクラップの額は、前年同期の373.21クローを上回る411.56クロー(US$8813万)をマーク、またMSTCにより同期に輸入されたスクラップ、高品質灯油、スラブ・カッティング、ペレット、熱間圧延コイルの額は、前年同期の145.76クローを上回る209.70クロー(US$4490万)に達した。