【ムンバイ】ムンバイ市内に独自の光ファイバー・ケーブル網構築を目指すReliance、Tata Power、BSES TeleCom、Zee Multimedia等は、Bombay Electric Supply and Transport Undertaking(BEST)が保持する架線網の利用権獲得を目指し、鎬を削っている。
エコノミック・タイムズが1月31日報じたところによれば、Brihanmumbai Municipal Corporation傘下の独立送電会社BESTはこのほど同社がムンバイ市内に縦横に張り巡らした架線網の利用権を入札にかけた。光ファイバー・ケーブル業者は、地下埋設方式に替えて架線方式を用いることにより、コストを大幅に節約できる。BEST筋によると、5社が入札資格審査を通過したが、デリー拠点の通信機器製造会社Himachal Futuristic Communications Ltd(HFCL)は、入札意向書(EOI)を提出しなかった。このため2月12日に締め切られる最終入札は上記4社により争われることになると言う。