2001-02-01 ArtNo.25063
◆IT対応サービスの対米輸出、2005年までにUS$40億に
【ニューデリー】情報技術(IT)対応サービスの対米輸出は2000年にはなお2億6400万米ドルにとどまったが、2005年までに40億米ドルの大台に乗る見通しだ。
米国拠点のStevens International Consultingが、電子製品/コンピューター・ソフトウェア輸出促進委員会(ESC:Electronics and Computer Software Export Promotion Council)の委託を受けて調査したところによれば、この内50%以上の22億5000万米ドルが、顧客インターラクション・センター・サービスで占められる。これには従来のコール・センター・ビジネスや、インターネットを通じたメール/チャット・ベースのリスポンス・センター・ビジネスが含まれる。
エコノミック・タイムズが1月30日報じたところでは、関係調査は2000年6月に実施された。顧客インターラクション・センターに続く輸出品目はメディカル・トランスクリプション(medical transcription)で、米国向けだけで8億米ドルに達する見通しだ。またホットな成長領域としてプレ・プレス/デジタル・プレメディア・サービス(US$2億)と人材資源サービス(US$1.15億)が掲げられている。興味深いことは、Nasscom-McKinsey報告書にはこの種の業種は含まれていなかった。
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