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2001-01-31 ArtNo.25060
◆インド・ガルフ、ペトロネットLNGとのタイアップ計画
【ムンバイ】Aditya Birlaグループに率いられるIndo Gulf Corporation(IGC)は、グジャラート州Dahejに設けた年間処理能力100万トンのキャプティブ埠頭を年間処理能力600万~700万トンの本格的ポートに再開発するためPetronet LNGとのタイアップを計画している。
エコノミック・タイムズが1月29日伝えたところによれば、ペトロネットLNGは最近、年間処理能力600万トンの固形バラ荷港の開発パートナーを募集する広告を掲げたが、IGCは同募集に応募した。IGCはもしペトロネットLNGが同社をパートナーに選ぶなら、既存のキャプティブ埠頭を、ペトロネットLNGと共同で固形バラ荷港に再開発する計画だ。ペトロネットLNGはダヘジに設けるLNGターミナルを補完する固形バラ荷港を必要としている。
IGCは同時に港湾管理のノーハウを備えたパートナーを物色、関係交渉を進めている。キャプティブ埠頭は最近IGCの100%子会社Dahej Harbour & Infrastructure Ltd(DHIL)に移管され、またグジャラート海事局(GMB:Gujarat Maritime Board)からDHILの26%の権益を合弁パートナーにオファーすることが認められた。
IGCはペトロネットLNGとの提携が実現しなかった場合も、キャプティブ埠頭の再開発を実行する計画だ。IGCはGMBからキャプティブ埠頭を商業用途に利用することを認められたが、商業用途の最大キャパシティーは、キャプティブ用途のキャパシティーと一致せねばならないと言う条件が付けられている。
IGCはキャプティブ埠頭を銅精錬所の原料輸入に利用しており、目下、精錬施設の原料使用量は100万トンだが、同社はこれを200万トンに拡大する計画だ。したがって埠頭の商業用途のキャパシティーもこれに伴い200万トンに拡大される。しかし仮に本格的なポートを開発しようと思うなら、IGCは商業用途のキャパシティーとキャプティブ用途のキャパシティーのリンク解除をGMBに申請する必要があるものと見られる。
消息筋によればIGCは英国コンソーシアムと港湾管理の交渉を進めており、同コンソーシアムがDHILのシェアを取得するフロント・ラナーと目されている。仮にペトロネットLNGとの提携が実現すれば、IGCとペトロネットLNGそして港湾管理会社が共同で港湾の開発に当たることになる見通しだ。
ペトロネットLNGの他、Shell HaziraもLNGターミナルの開発を予定しており、こちらも固形バラ荷港を必要としているが、2つの港を必要とするほどの需要が存在するかどうか明かでないことから、最初に着工したものが、有利な地歩を固めることになると言う。
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