2001-01-26 ArtNo.25006
◆シェル、ハジラLNGターミナルの稼働目標達成に自信
【ニューデリー】インド北西海岸に面したグジャラート州Haziraに年間処理能力500万トンのLNGターミナルを建設中のシェルは、2002年初の部分(100万トン)的操業開始と2003年12月の全面稼働に自信を深めている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月23日伝えたところによれば、Relianceがやはりグジャラート州のJamnagarにLNGターミナルを設けることに関心を見せている他、Petronet Ltd、GPLNG Ltd、Tatas-Total-GAILコンソーシアムは何れも西海岸にLNGターミナルを建設中だ。
Shell IndiaのチーフVikram Mehta氏は、「西海岸のLNGターミナル・プロジェクト全てが採算性を有するとは言えないが、シェルのハジラ・ターミナルに関しては、採算性を備えたパッケージと言える」とし、海外のガス鉱区から末端の消費者に至るチェーンが構築されている点を強調した。
Royal Dutch/Shell Group of Companiesマネージング・ディレクター委員会のJeroen van der Veer副会長は、同社のプロジェクトは競争力を備えつつあるとし、「消費者は20年間にわたるプロジェクトのライフ・サイクルを通じて購入するガスのコストを理解しており、このことこそ成功の秘訣」と語った。同氏はまた近く売却される石油貿易会社IBP Ltdの政府持分に対する関心を改めて確認した。
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