2001-01-26 ArtNo.25005
◆IPCLヴァドダラ工場のIOCへの売却手続き順調に進捗
【ニューデリー】政府持分処分局(DOD:Department of Disinvestment)は22日、Indian Petrochemicals Corporation Ltd (IPCL)がグジャラート州Vadodaraに設けたコンプレックスをIndian Oil Corporation(IOC)に売却する手続きがスケジュール通り順調に進捗していると発表した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月23日、DODの新聞発表を引用し報じたところによれば、ヴァドダラ・コンプレックスの評価作業は進捗を見ている。IPCLはDelloitte & Haskinsに同コンプレックスの資産評価を委託したが、IOCも独自の評価を進めている。Delloitte & Haskinsの評価レポートはまだ提出されていない。
ヴァドダラ・コンプレックスをIOCに売却後、グジャラート州Gandharと同Nagothaneの施設の25%の政府持分が戦略パートナーに売却される。同売却も今会計年度中に行われる予定で、売却代金は政府の手に入る。
政府持分閣僚委員会(CCD:Cabinet Committee on Disinvestment)は昨年11月の会議で、ヴァドダラ・コンプレックスをIOCに売却することを承認。これを受けてIPCL取締役会は今月19日の会議で、近日中に特別総会を招集し、ヴァドダラ・コンプレックスをIOCに売却する問題について株主の承認を得る方針を決めた。
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