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2001-01-26 ArtNo.25004
◆IPCL等、ダヘジに国内初の液状化学品専用港建設
【ニューデリー】Indian Petrochemicals Corporation Ltd (IPCL)を初めとするコンソーシアムはグジャラート州Dahejに830クロー(US$1.8億)を投じ、インド初の液体/気体化学品専用の港湾施設を建設している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月22日伝えたところによれば、自己資本178クロー(US$3812万)のプロジェクト推進母体、Gujarat Chemical Port Terminal Company Ltd (GCPTCL)には、IPCLが最大の41.80%、Gujarat Maritime Boardが14.55%、Gujarat Narmada Valley Fertilizer Companyが12.47%、Gujarat Industrial Development Corporationが10.39%、Gujarat State Fertilizers Companyが8.32%、Gujarat Industrial Investment Corporationが8.31%、Gujarat Alkalies and Chemicals Ltdが4.16%出資、借入は542クロー(US$1.16億)。
ダヘジの海岸から沖合に向けて建設された2.4キロの埠頭には、積載重量6000~4万トン(DWT)、全長111~215メートルの船が横付し、プロピレン、ブタジエン、ナフサ、Nパラフィン、ベンゼン、混合キシレン、スチレン、メタノール、アニリン、苛性アルカリ等、A/B/General等級の危険物を含む液体・気体の化学品の積み卸しができる。年間180万トンの液状化学品を処理でき、31万1300立米の貯蔵施設も備えられている。
同貯蔵スペースの60%はプロモーターらが自から使用し、残りはリースされる。IPCLは割り当てられた貯蔵スペースに年間84クローを支払うが、現状で同社が必要とするのは、48クロー分のみで、残りの36クロー分は他社にリースするか、新たな用途を見出す必要がある。ちなみにプロパン及びプロピレンの低温貯蔵施設のコストは86クローと72クロー。
GCPTCLはグジャラート州が5万クロー(US$107億)の総合的化学工業団地を誘致する切り札だが、その建設コストは当初見積もりの725クローから830クローに膨張した。
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