【ニューデリー】Hindustan Motors Ltd(HML)は18日CNG(圧縮天然ガス)エンジンを搭載した農村向け輸送車(RTV:Rural Transport Vehicle)を発表した。
エコノミック・タイムズが1月19日伝えたところによれば、CNG車投入は2001年3月からデリー市内に導入される新排ガス基準に対応したもので、新モデルのデリーにおける店頭価格は43万6000ルピー(US$9336)。
HML自動車部門のB K Chaturvedi社長によると、4シリンダー1817CCのイスズ製CNGエンジンと5段変速シンクロメシュ・ギア・ボックスを搭載したRTVは、オーストラリアのOKA Motor Companyの支援下に製造されたもので、乗用車と1.5トンの貨物車から成り、今四半期は月間100台、2001-02年度は通年で2500台の販売を目指している。デリーの他、マドヤプラデシュ州とタミールナド州で目下販売されている。
HMLはマドヤプラデシュ州インドール近郊Pithampurの工場でガソリン及びディーゼル・バージョンのRTVも製造している。同工場の月産能力は500台と言う。