SEAnews 2001-01-19 ArtNo.24968

【ニューデリー】Reliance Petroleum Ltd(RPL)やEssar Oil Ltd (EOL)さらには、Aditya Birlaグループがプロモーターを務めるMangalore Refineries and Petrochemicals Ltd (MRPL)等の民間石油会社は、2002年4月の石油市場の開放を待たずに、早くも石油統制品のマーケッティング権を求め、政府と折衝している。
インディアン・エクスプレスが1月18日政府筋の消息として報じたところによれば、ＥＯＬはその製油施設が試運転を開始次第、全国の1700カ所に石油製品の販売ステーションを設けることを申請している。
これに対してＭＲＰＬは所轄官庁に提出した計画書の中で、全国1800カ所に石油製品の小売チェーン店を設ける構想を明かにしている。
またＲＰＬとＥＯＬは政府系石油会社の流通網に商業ベースでアクセスすることを認めるよう求めており、ＭＲＰＬも政府系石油会社の全てのロケーションにフェア・プライスでアクセスすることを認めるよう要求している。
いずれの企業も市場開放政策が導入されて以来、損失を計上しており、市場が完全に開放される以前にプレゼンスを強化せねばならないとして、マーケッティング権を要求している。
ＲＰＬは、最良のディストリビューション・チャンネル／ローケーションを選択する自由とともに、パイプライン、埠頭、給油栓等の使用に際して、一般輸送業者の原則を適用するよう求めていると言う。