【コチ】Infosys Technologies LtdのN R Narayana Murthy会長兼ＣＥＯは17日、「次の段階の事業拡張に際してはケララ州における如何なる投資機会も見逃さない」とケララ州への投資に意欲を見せた。
デカン・ヘラルド、エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレスが1月18日報じたところによれば、Thrissur拠点South Indian Bank Ltd(SIB)のサイバーテック(SIBertech)プロジェクトの記念式典に出席後記者会見したMurthy会長は、ケララ州における様々な投資機会に注目していると語った。それによると、多くのタレントを抱えるケララ州における情報技術(IT)プロジェクトの潜在性は高い。しかし国際空港へのアクセス、成長の潜在性、ビジネス機会等の要因を配慮した場合、ケララ州は依然として国内の複数の地域に後れをとっている。またケララ州は労働組合問題についても対策を講じる必要があると言う。
インフォシスは現在国内の8カ所－Bangalore／Mysore／Mangalore／Chennai／Hyderabad／Maharashtra／Bhubaneswar／Punjab－に営業拠点を設けている。
ナショナル・インフォメーション・タスク・フォースのメンバーも務めるMurthy氏によると、インドのＩＴ産業は向こう3～5年、年率30～40％の成長が見込めると言う。