2001-01-18 ArtNo.24952
◆山水電気、CTV販売47万台目指し農村で大規模な販促展開
【ムンバイ】今年末までに47万2000ユニットのカラー・テレビジョン(CTV)の販売を目指す山水電気は、2002年末までに40クロー(US$857万)を投じ、農村地域における大規模な販促キャンペーンを展開する。
インディアン・エクスプレスが1月17日報じたところによると、サンスイのAnil Khera副社長は同紙に以上の計画を語った。それによると、サンスイは今年末までに200台のバスを農村部における販促キャンペーンに投入する計画で、1台当たりのコストは100万ルピー(US$2万)と見積もられる。
バスはまだディラーが存在せぬ町村を巡回、サンスイのCTVとVCDプレーヤー全モデルのデモンストレーションを行う。これらのバスには地元協同組合銀行の代理も随行し、サンスイ製品の購入者にローンのアレンジを行う。サンスイは既に今月からラジャスタン州とマハラシュトラ州において“サンスイ・エクスプレス”と銘打ったこの種のバスを巡行させている。
サンスイは目下、ディーラーに同スキームの詳細を説明しているが、県レベルのディーラーは地元銀行とタイアップし、巡回バスを運営できる。サンスイはデモンストレーターを提供する。ディーラーは割賦方式でバスを手に入れることができ、バスに投資する必要はない。同スキームに伴うマージンはディーラーの利益になる。サンスイは2002年末までに別に300台のバスを追加投入することも検討している。
年間510万台のインドCTV市場における5.1%のシェアを握る同社は、2001年には47万2000台(14インチ9万ユニット/20&21インチ30万ユニット/25インチ1万2000ユニット/29インチ1万ユニット)の販売を目指していると言う。
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