SEAnews 2001-01-18 ArtNo.24943

【ニューデリー】インド政府は今年6月までにBharat Aluminium Company Ltd(Balco)の51％の政府持分を戦略パートナーに売却、Balcoの民営化を完了させる方針を決めた。
エコノミック・タイムズが1月17日報じたところによれば、政府が立案したスケジュールの下、2月までに株主の同意を得、既に初歩的技術入札を済ませた3社Alcoa、Hindalco 、Sterlite Industriesに価格入札が求められる。
政府筋によると、Balcoの政府持分売却に関する関係省庁の代表会議が1月11日に開かれ、株主同意書の概要が作成された。政府はModern Foods Ltd(MFL)の例に倣って来月3末までに株主同意書を作成、2月末か3月初めに価格入札を募集するものと見られる。入札審査には2～3ヶ月を要し、6月前後に完了する見通しだ。
ＭＦＩＬのモデルに従うなら戦略パートナーは、1年間Balco持分の維持を義務づけられるものと予想される。しかし同期間を過ぎればBalcoの51％のシェアを自由に手放すことができる。
政府は目下Balcoの100％のシェアを握っており、同社は昨年134クロー(US$2869万)の利益を計上している。