2001-01-17 ArtNo.24933
◆Herdillia、グジャラート州にフェノール/アセトン工場建設
【ムンバイ】Duncan Goenka氏に率いられるHerdillia Chemicals Ltd (HCL)はグジャラート州Dahejに約700クロー(US$1.5億)を投じてフェノールとアセトンの製造施設を設ける。
インディアン・エクスプレスが1月15日、HCLのRM Pandia重役(MD)の言として伝えたところによれば、フェノールの年間製造能力は10万メートル・トン、アセトンは6万メートル・トンで、グループは妥当なコストで資金を調達することを目指しているが、資本市場も債券市場も低迷しているため、環境が改善するのを待っている。
現在のフェノールとアセトンの製造能力は2万400トンと3万4000トンで、アルキル・フェノールの年間製造能力を1000メートル・トン拡大する工事を目下進めている。同社は設備の拡張とデボトルネッキングを通じて既存施設の製造能力を50%拡大する計画だ。また外国製造業者とソーシング契約交渉も進めている。
アルカリ化、水素化、脱水素化、酸化領域の経験を有するHCLは、製品の付加価値を高めた上、こうした特殊化学品を多国籍企業に原料として売り込むことを目指している。
最近は、フランスの調査会社と特殊化学業界向けの環境にもフレンドリーな触媒を開発する協力協定を結んだ。同プロジェクトの準備作業は1ヶ月以内に完成する見通しと言う。
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