1995-07-24 ArtNo.2490
◆<印尼>タトリー・グループ、メダンに総合工業パーク開発
【メダン】シンガポールのタットリー・グループは地元パートナーと対等出資でメダン近郊に650haの総合的な工業パークを開発している。
同地はメダン市街から23キロ、ブラワン港から3キロで、パーク内には保税区(200ha)、工業区(187ha)、倉庫地区、コンテナ貨物保管区、海事工業区、商業住宅区等が設けられる。総投資額は1億Sドル以上にのぼる見通しだ。シンガポール製造業者協会(SMA)と貿易開発局(TDB)が共同で組織したスマトラ視察団に参加したタットリー・グループの幹部が随行記者に語ったところによれば、インドネシア第3の都市のメダンは、インドネシア/マレーシア/タイ成長の三角地帯に属し、またブラワン港もインドネシアの三大港に数えられる。加えて賃金も低い(最低労賃1日4200ルピア=S$2)ことから、投資家にとってメリットは大きいと言う。(LZ:7/22)
|