2001-01-15 ArtNo.24898
◆独企業ソー・ユーロドライブ、南部に第2工場建設計画
【チェンナイ】ギア・ボックスやギア・モーターの製造を手掛けるドイツ企業SEW Eurodriveが完全出資するSEW Eurodrive India Pvt Ltd(SEIPL)は、インドにおける第2の製造施設を南部に設ける。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月12日、SEIPLのP.K.C. Bose重役(MD)の言として伝えたところでは、タミールナド州チェンナイが第1、カルナタカ州バンガロールが第2の候補地としてリストアップされている。チェンナイでは同社製品に対する需要が年率25%の成長を遂げており、このことが第1候補地と見なされた理由。建設地は今年3月までに決定され、2002年初の稼働が目指される。工場の建設コスト自体は1000万マルク前後だが、グジャラート州Barodaの既存工場の拡張やオフィスの増設、営業スタッフの増員、製造品目の拡大(目下の60%を親会社が手掛ける全品目に拡大)等に対する経費も含め、同社は2003年までに2500万~3000万マルクを投資する計画だ。バンガロール、コルカタ、ムンバイ、ハイデラバード、ニューデリーに5つの新オフィスが設けられる。
同社製品はスリランカでは65%、ミャンマーでは35%の市場シェアを占めている。インドにおけるシェアは小さいが急速に拡大する見通しだ。売上は1998-99年の280万マルクから1999-2000年の480万マルクに拡大、今会計年度は680万マルクを見込んでいる。
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