2001-01-12 ArtNo.24896
◆新予算は、農業・公益/WTO互換を重点に:エコノミスト
【ニューデリー】エコノミストらは10日、農業及び民間公益部門(social sector)の振興や世界貿易機関(WTO)との互換性重視を新年度予算案の基調にするよう求めた。
エコノミック・タイムズが1月11日報じたところによれば、この日ヤシュワント・シンハ蔵相と会見したエコノミストらは、貧困撲滅や成長重視の経済政策を原則的に支持する一方、6%の成長実現には農業部門の飛躍的成長が鍵になると指摘、また政府は民間公益部門を重視し、経済政策面ではWTOとの互換性維持に努める必要があると強調した。
また税収と国内総生産(GDP)の比率に対する懸念が表明され、税収バスケットの改善とサービス税カバー範囲の拡大が提案された。この他、金利政策を巡る意見の相違が目立った。
|