2001-01-12 ArtNo.24892
◆AV Birla、石油製品のマーケッティング許可申請
【ムンバイ】A V Birlaグループは国営Hindustan Petroleum Corporation Ltd(HPCL)と共同で設立したMangalore Refinery and Petrochemicals Ltd(MRPL)が石油製品をマーケッティングすることを認めるよう政府に陳情した。
エコノミック・タイムズが1月11日伝えたところによれば、ビルラ・グループのスポークスマンはロイター通信に以上の消息を語った。それによると、インド政府は国営石油会社にのみ石油製品のマーケッティングを認めており、目下のところMRPLはその製品をHPCLを通じてマーケッティングしている。このためMRPLは製品のマーケッティングから利益を上げることができない。
しかし同スポークスマンは、ビルラ・グループとHPCLの意見の相違に関するエコノミック・タイムズの報道にはコメントを控えた。同報道によれば、ビルラ・グループはMRPLからの撤退を希望しており、このことがKuwait Petroleum Corporation(KPC)のMRPLへの出資計画にマイナス効果を及ぼしている。
この点に関してMRPLのRavi Kastia重役(MD)は、KPCとの交渉は進捗を見ており、2~3ヶ月以内に合意に達するとの見通を示した。ビルラ・グループとHPCLは、MRPLに各37.38%出資しており、残りのシェアは一般投資家が保持している。目下、KPCを含め主要株主3社の持分を等しく26%にすることが協議されていると言う。
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