2001-01-10 ArtNo.24865
◆ボンベイ証取、新証券貸借制度への大手機関投資家の参加期待
【ムンバイ】ボンベイ証券取引所(BSE)は既存の“修正先渡し制度(MCFS:Modified Carry Forward System)”に替え“証券貸借制度(BLESS:Borrowing and Lending Securities Scheme)”を導入する方針を決めたが、BSE会員はこうした方針に積極的な反応を見せている。
インディアン・エクスプレスが1月8日伝えたところによれば、BSEのブローカーらは、「これにより全国証券取引所(NSE:National Stock Exchange)と対等に競争できる」とBSEの方針を歓迎しおり、大手機関投資家も遠からず新スキームに参加するものと予想されている。
BSEのAnand Rathi会頭は、最終的に主要銘柄全てをBLESSのリストに加えることができ、これによりBSEの信用取引出来高は少なくとも2倍に拡大すると語った。しかしRathi会頭は主要銘柄全てがBLESSリストに加えられる時期を明らかにすることを避けた。
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