2001-01-09 ArtNo.24841
◆マハラシュトラ・シームレス、反ダンピング制裁の巻き添えに
【ニューデリー】インド当局がウクライナ、ロシア、中国から輸入される鋼片(billet)及び丸鋼(round)に暫定反ダンピング税を課す方針を決めたことから、シームレス鋼管の製造を手掛けるJindal group傘下のMaharashtra Seamless Ltd (MSL)は、その操業に支障を来しそうだ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月6日伝えたところによれば、MSLのS.D. Sharma取締役は、輸入原料に対する反ダンピング税の適応は同社のビジネスに深刻な影響を及ぼすと語った。それによると、MSLが80~90クロー(US$1713万-1927万)の損失を被るだけでなく、同社が政府に納付する税額も縮小することになると言う。
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