2001-01-08 ArtNo.24835
◆農業協同組合Markfed、US$12.8億投じサイロ建設計画
【ニューデリー】パンジャブ州を拠点に農産品のマーケッティングを手掛ける年商5000クロー(US$10.7億)の協同組合Markfedは、マーケッティング・ヤードや鉄道交差点等に合計1000万トンの小麦を貯蔵可能なハイテク・サイロを設ける計画だ。
インディアン・エクスプレス及びエコノミック・タイムズが1月5日報じたところによれば、MarkfedのDS Bains重役(MD)はPTI通信に以上の計画を明らかにした。それによると、現在小麦は麻袋に詰められ、全体の75%、7017クロー(US$15億)相当が野積みされている。野積みされた小麦の50%は2年間、30%は4年間にわたり放置されるため、大きな部分がその間に損耗する。
新システムの下、こうした損耗が大幅に縮小される他、麻袋や木枠のコストだけでも、年間各10クローと12クロー節約できる。麻袋輸送方式からバルク輸送方式への転換のコストはおよそ6000クロー(US$12.85億)と見積もられ、経費の一部は世界銀行から融資を受けると言う。
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