2001-01-08 ArtNo.24834
◆ユノカル、バングラデシュ/インド間にガス・パイプライン建設計画
【ニューデリー】米国拠点の石油/ガス・メジャー、UnocalはバングラデシュのBibyanaガス鉱区で採取された余剰ガスをインドの発電所や化学肥料会社に売り込むため、9億1000万米ドルを投じて両国間に全長1350キロの天然ガス・パイプラインを敷設することを提案した。
エコノミック・タイムズが1月5日報じたところによれば、Unocal IndiaのRon Somers重役(MD)は、同紙に以上の計画を語った。それによると、プロジェクトはまたインド東部と西部のガス・ディストリビューションのリンクを提供することになる。
バングラデシュのRashidpurから西ベンガル州/ビハール州/ウッタルプラデシュ州を経てデリーに至るパイプラインは、最終的に1800キロのHazira-Bijapur-Jagdishpur(HBJ)パイプラインにリンクされ、また東部地区における初の主要なパイプライン・プロジェクトになる。
ユノカルは既にバングラデシュ政府にプロジェクトを申請しており、間もなく認可が下りるものと期待している。最大日量555mm立方フィートの輸送能力を備えるパイプラインは、デリーとパイプライン沿線の顧客に奉仕する。コンプレッサー・ステーションを5カ所に建設することを含む同プロジェクトは、2004年の着工が目指されている。
パイプライン沿線のガス供給不足は2005年の日量10億立方フィートから2010年の日量40億立方フィートに拡大する見通しと言う。
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