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1995-07-24 ArtNo.2483
◆<星>地場電子会社EMLの再建に曙光?
【シンガポール】破産の危機に直面するセスダック登録のビデオテープ・メーカー、エレクトロ・マグネチックLtd(EML)は21日、2週間に及ぶ沈黙を破り、新たな融資ファシリティーが準備されており、業績も改善しつつあると発表した。 それによると同社は十分な運転資金を借り入れるための最終段階の交渉を銀行と進めており、また主要株主の1人は向こう2カ月以内に最大1200万Sドルのワラントを行使する手続きを完了する見通しだ。これらのアレンジが完了した段階で、同社はシンガポール証取(SES)に取引の再開を申請する。
EMLはこれまでに3760万米ドルを受注、250万米ドルの信用状付き注文も得ている。これらの注文は向こう18カ月以内に実行される。また6月末締め半期決算でグループ損失は昨年同期の643万Sドルから515万Sドルに縮小、営業額は277万Sドルから393万Sドルに42%アップ、1株当たり損失は2.06セントから1.6セントに縮小した。取り分け税/借入利子/減価償却/弁済金を控除する以前の営業損失は362万Sドルから155万Sドルに縮小した。しかしながら資産を上回る債務は1963万Sドルと、前年同期の1781万Sドルから拡大したと言う。ここ数週間EMLが倒産に追い込まれるのではないかとの噂が流れていたが、アナリストは依然として裏口上場を図る企業が買収の標的にする可能性があると指摘している。(ST,BT,LZ:7/22)
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