SEAnews 2001-01-05 ArtNo.24811

【ニューデリー】年初6ヶ月(2000年4-9月)の工学品輸出は1万245クロー(US$22.88億)と、前年同期の7800クロー(US$18.05億)を、ルピー・ベースで31.34％、米ドル・ベースで26.75％上回った。
エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレスが1月4日報じたところによれば、3日発表されたオフィシャル・ステートメントは、以上の数字を伝えている。インドの総輸出は、今会計年度に入って以来、20％前後の成長基調を辿っているが、工学品輸出は、輸出バスケットの主要部分を占めている。この種の工学品には、機械及び機器、運輸機器、鋼材、合金鉄、非鉄金属が含まれる。
インドの工学品輸出は1997－98年度には4.5％の増加を見たが、1998－99年度には7.3％のマイナス成長に陥り、1999－2000年度に12.8％のプラス成長を回復した。
政府は今年に入って以来、様々な政策措置を講じ、工学品の輸出振興を図っており、ＳＩＯ規則(Standard Input Output Norms)下の工学品1574品目は、輸出入ポリシーに盛り込まれた免税優待を受けている。1574品目中26品目は、昨年11月に新たにリストに加えられたもの。この他、599品目の工学品には免税パス・ブック(DEPB:Duty Exemption Pass Book)スキームが適応されている。599品目中5品目は昨年9月に新たにリストに加えられた。