2001-01-05 ArtNo.24808
◆Nasscom、00-01年度ソフトウェア輸出見通しを下方修正
【ニューデリー】全国ソフトウェア・サービス企業協会(NASSCOM)は、2000-01年度のソフトウェア輸出額を、当初見積もりの63億米ドルから62億米ドルに下方修正した。
デカン・ヘラルド、エコノミック・タイムズが1月3日伝えたところによれば、NasscomのDewang Mehta会頭は2日記者会見し、目標を下方修正したのはルピーの対米ドル相場が軟化したのに伴うものと説明した。
米国経済のスローダウンがインドのソフトウェア輸出に影響を及ぼすことが懸念されているが、Mehta氏は、2001-02年度のソフトウェア輸出は依然として95億米ドルに達すると見通した。
インドのソフトウェア輸出に占める北米市場の比率は60%と、対米依存が目立つが、欧州向け輸出を全体の24%に拡大することが目指されている。また米国業界は景気後退の中でもインドからのソフトウェアのアウトソーシングを加速していると言う。
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