【ニューデリー】バジパイ首相は3日、国内のバイオサイエンス及び情報技術(IT)業界に対し、20世紀に米国に出現したシリコン・バリーに比肩するゲノミック・バリーを今世紀中にインドに誕生させるよう呼びかけた。
エコノミック・タイムズ及びザ・ヒンドゥーが1月4日報じたところによれば、首相は、インド農業研究所(Indian Agriculture Research Institute )キャンパスで催された第88回インド科学会議(Indian Science Congress)の開幕式の席上、ヒト・ゲノム・プロジェクトに伴う膨大な情報から生じるビジネス機会を掴むには、大胆で、型破りなイニシアチブが求められると指摘した。
首相は、席上また研究開発(R&D)投資の拡大を促す政府の決意を表明、Technology Information, Forecasting and Assessment Councilのインド・ミレニアム・ミッションに50クロー(US$1070万)、Council of Scientific and Industrial Research (CSIR)のニュー・ミレニアム・テクノロジー・リーダーシップ・イニシアチブに別に50クローを拠出する方針を明らかにした。