2001-01-04 ArtNo.24804
◆伊製薬会社Finchimica、Maanya Biotechに10%出資
【ハイデラバード】イタリヤの大手製薬会社Finchimica Spaは、ハイデラバード拠点のMaanya Biotech Ltd (MBL)に約10%出資する方針を決めた。MBLは目下第3世代セファロスポリン(抗生物質の一種)派生品の少量及び大量生産が可能な施設を建設している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月2日報じたところによれば、MBLはceftazidime、cefotaxime、ceftriaxone、cefazolin等のセファロスポリン派生品の製造施設を建設している他、癌治療薬や第4世代、第5世代のセファロスポリン薬品の研究開発(R&D)施設も設けている。プロジェクト・コストは23クロー(US$493万)で、Industrial Development Bank of India (IDBI)が13クローのターム・ローン提供を認めている。
Finchimica Spaは、プロモーター出資分5クロー(US$107万)の約20%に相当するシェアを20万米ドルで買収する契約を結んだ。MBLは近く株式の公開を通じて別途5クローを調達する計画で、これに伴いFinchimica Spaの出資率は10%に下降する。しかしFinchimica Spaは4段階に分けて出資を実行する方針で、最後の払込は来年3月に予定されるMBLプラントの落成後になると言う。
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