2001-01-04 ArtNo.24797
◆Agee、マハラシュトラ州に年産217トンの金精錬施設建設
【ムンバイ】Agee Gold Refiners(AGR)はマハラシュトラ州に今年3月の商業生産開始を目指し、年産217トンの金精錬施設を建設している。
エコノミック・タイムズが1月2日伝えたところによれば、AGRのSanjay Gupta重役(ED)は1日、同紙に以上の消息を語った。それによるとプロジェクト・コストは30億40000万ルピー(US$6510万)。原料の約50%は、南アフリカ、オーストラリア、ロシア、南アメリカからの輸入鉱石により賄われ、残りの50%は国内で収集される宝飾品や各種製品のリサイクルにより賄われる。国内の30~35カ所に設けられるセンターに収集された宝飾品やその他の消費財からは、最高純度99.9%の金が再生される。
ちなみに2000年には、国内の未組織部門(unorganised sector:非近代的家内工業等)により、170~190トンの宝飾品やその他の製品から金が再生されたものと予想される。世界最大の金輸入国のインドでは、1万トンの貴金属が国民により所有されていると言う。
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