2000-12-22 ArtNo.24790
◆インド産業連盟、8~10%の経済成長見通しを堅持
【ニューデリー】他の業界団体が挙ってインド経済の成長鈍化に懸念を表明する中で、インド産業連盟(CII)は長期的に8~10%の成長が可能との立場を重ねて表明するとともに、政府の進める24のイニシアチブがこうした目標の実現に貢献すると評価している。
エコノミック・タイムズが12月21日報じたところによれば、CIIのTarun Das総務理事は、短期的な指標にのみ目を奪われず、2001年4月以降の中期、長期の見通しに照準を合わせるべきだと指摘した。それによると2000年度を通じて実行された様々な経済改革措置や各種手続きの透明化により、向こう10年間も9~10%の成長が可能と言う。
CIIはまた補助金のカットや支出削減措置、さらには財政責任法の成立により、2000-01年度の財政赤字は国内総生産(GDP)の5%に、2001-02年度は同4.5%に下降すると見通している。
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