【ムンバイ】Tata Iron and Steel Company Ltd(Tisco)はJharkhand州(ビハール州から最近分離)に設けた鉄鋼都市Jamshedpurをほとんど独自経営しているが、住民サービス等のための回収不能なコストが年間100クロー(US$2138万)を越える。Tiscoは向こう数年間にこの種のコストをカットする計画で、様々なサービス業者のためのビジネス機会が創出される見通しだ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとインディアン・エクスプレスが12月20日、TiscoのJitu Singh副GM(人事担当)の談話を引用し報じたところによると、ジャムシェドプールには自治体は存在せず、Tiscoが様々な住民サービスを提供している。しかしロー・コスト・オペレーションを標榜する同社は、この種のサービスやコストを削減する方針だ。
同社は様々なサービスのアウトソーシングを目指し、関係方面と商談を進めている。例えばManipal HospitalsやApollo Hospitalsとは、タウン内の病院施設の管理問題を、フランス企業とは水供給問題を、教育トラストとは学校の管理問題を、それぞれ協議している。ジャムシェドプールには1000床の病院や6万人を収容する学校が設けられていると言う。