2000-12-21 ArtNo.24771
◆UPL、ヒンドスタン・インセクティサイド権益買収目指す
【ムンバイ】地元農業化学会社United Phosphorus Ltd (UPL)は、政府が51%の持分売却を計画するHindustan Insecticides Ltd (HIL)の権益買収に関心を寄せている。
インディアン・エクスプレスが12月20日報じたところによると、UPLのArun Ashar財務部長はHIL政府持分買収を目指し、入札に参加する意向を明らかにした。それによるとHIL政府持分売却の国際顧問に指名されたAF Ferguson & Coとも既に話し合いを行った。穀物保護薬品、薬品中間体、特殊化学品、その他の工業化学品の指導的サプライヤーとして知られるUPLはHILに原料を供給することができる。
入札には年商100クロー以上で、良好な営業記録を有するものが参加できるが、農業化学ジェネリック製品のサプライでは世界第4位にランクされるUPLの2000年3月期売上は529.39クロー(US$1.13億)と、入札条件を満たしている。
一方、HILの2000年3月期の営業額は124クロー(US$2651万)で、ハイデラバード拠点のSouthern Pesticides Corporation Ltdに74%出資している。
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