SEAnews 2000-12-21 ArtNo.24769

【ニューデリー】Maruti Udyog Ltd (MUL)は20日、労働者のストライキが続けられているにも関わらず、ハリヤナ州Gurgaonの工場が通常の生産水準を維持していることを確認した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン電子版がこの日報じたところによると、ＭＵＬスポークスマンはＰＴＩ通信のインタビューに対して、12月の最初の2週間には1日平均1200～1250台が生産され、通常の生産レベルが維持されたと語った。
ＭＵＬは11月には1日平均1311台を生産しており、12月に入って以来の生産台数はこれを僅かに下回るが、スポークスマンによると、クリスマスに向け12月は例年生産レベルが若干下降する。またＭＵＬの現在の生産水準は予想される需要にマッチしていると言う。
消息筋によるとＭＵＬは、ストライキの中で通常の生産レベルを実現するため、納入業者の支援を求めるとともに、社外の技術労働者を臨時雇用する戦略を採用している。
ＭＵＬは目下納入業者等から借り受けた2000人の技術労働者と見習い工及び臨時工により、ストライキに参加している2800人の労働者の穴を埋めていると言う。