1995-07-22 ArtNo.2473
◆<馬>プラスチック産業投資M$16億、依然輸入に依存
【ジョホール・バル】マレーシアは92年以来221件総額16億8600万Mドルのプラスチック製造プロジェクトを認可したが、依然として輸入に依存しており、同部門の投資潜在性は大きい。
ヒシ・プラスチック・アジアSdn Bhdの工場起工式の席上代読されたラフィダ通産相のスピーチによれば、プラスチック投資の内58%が地元資本で占められ、42%が外資。国別では日本からの投資が外国投資の27%を占めトップ、米国が26.6%で続いている。しかしながらマレーシアは依然プラスチックの純輸入国で、輸入額は92年の6億8008万Mドルから93年の9億1119万Mドル(33.9%増)、94年の12億3900万Mドル(36%増)、今年初3カ月の2億4611万Mドル(5%増)と、増加の一途を辿っている。主な輸入品はプラスチック・バック、栓/蓋/その他の締め具、テーブルウェアー、キッチンウェアー等で、これれのプラスチックの80%以上がシンガポール、日本、台湾、米国、香港、ドイツから輸入されている。これに対してマレーシアからのプラスチック製品輸出の69.37%はシンガポール、日本、米国、英国、フランスに向けられている。(NST,BT:7/21)
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