2000-12-18 ArtNo.24727
◆IOC取締役会、ハルディア水素化分解装置プロジェクト認可
【カルカッタ】国営石油会社Indian Oil Corporation (IOC)は西ベンガル州Haldiaの製油所に水素化分解装置を据え付ける見積もりコスト1506クロー(US$3.22億)のプロジェクトを承認した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが12月15日、IOCハルディア製油所のB.K. Mukherjee重役(ED)の言として伝えたところによれば、フランスのIFPがプロセス・デザインとカタリスト技術を提供する。日量75トンの脱硫ユニット2基、年産7万トンの水素製造装置、25MW(メガワット)のガス・タービン、窒素/廃水処理施設等の様々なプラントの国際入札が追って募集される。工事は30ヶ月内に完了する。同プロジェクトは数ヶ月前に原則承認され、数日前の取締役会において正式認可されたと言う。
IOC取締役会は、ハルディア製油所における脱硫装置/ベンゼン飽和・異性化装置のアップグレード・プロジェクトも認可した。同プロジェクトの見積もりコストは322クロー(US$6884万)で、IOCは間もなくMobil、UOP、IFP等、関係技術のライセンス提供者を募集する。
今年9月以来、ハルディア製油所は毎月12クローの利益を計上しおり、年間処理能力は2001-02年度に600万トン、その後750万トンに拡大されると言う。
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