2000-12-15 ArtNo.24711
◆KIOCL、鉱山リース契約の遅延で拡張計画棚上げ
【ニューデリー】政府所有の100%輸出志向型鉄鉱会社Kudremukh Iron Ore Company(KIOCL)は、20年間の鉱山リース契約の遅れから、多くの投資・拡張計画の延期を強いられている。
エコノミック・タイムズとデカンヘラルドが12月14日報じたところによれば、B K Tripathy鉄鋼相は13日発表の公報の中で、以上の消息を明らかにするとともに、中央政府はカルナタカ州政府にKIOCLと早急に新規リース契約を結ぶよう勧告したとしている。KIOCLの30年間の鉱山リース契約は昨年期限が切れたが、カルナタカ州政府は1年間の暫定ワーク・パミットを発行したのみで、正式契約を結んでいない。
鉱山開発の植物層や動物層に与える影響に関する環境アセスメントは進捗を見ており、間もなくレポートが提出される。カルナタカ州政府は鉱山リース地区をKudremukh National Parkの候補地から除外することを原則的に認めており、中央政府は州政府に対して公園指定を早期に行うよう求めていると言う。
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